迷った時の心の棚卸し法

アイデンティティ

「自分らしさ」がわからないあなたへ|迷った時の心の棚卸し法

誰かに認められたい=自分が見えなくなるのは当然かも

「あなたは、何をしている時が一番幸せですか?」
「はい。家族の笑顔を見ている時です。(あれ?私って本当は何が好きだったんだっけ?)」
ふとそんなふうに思うこと、ありませんか。

学校でも職場でも家庭でも、「こうすればうまくいく」「こう見られたい」と思って動いてきた結果、
気づけば誰かの期待や評価に合わせて、自分の本音がどこかへ置き去りになっていた…。
そんな人は少なくないと思います。

でも、それってあなただけじゃない。むしろ、課題に向き合い真剣に生きようとしてきた人ほど、そうなりやすいんです。

「承認欲求」と「自己実現」は、まったく別のもの

誰かに認められたい、褒められたい、価値を感じてほしい。
そう思うのは人間として自然なことです。
だけど、それだけを満たし続けていても、本当の意味での満足感にはつながりにくい。

なぜなら、承認欲求は「外側」に評価の基準があるのに対して、
自己実現は「内側」に基準があるから。

つまり、自分の価値を外に求めるのか、それとも「私はこう在りたい」と自分の中で感じられるか。
この違いを知っておくと、人生の考え方と軸が全く変わってきます。

迷った時は「棚卸し」をしてみよう

「自分らしさがわからない」と感じたときにおすすめなのが、“心の棚卸し”です。

難しく考えなくてOK。
自分の中にある感性や好み、感情が動いた瞬間を、思いつくままにノートやスマホに書き出してみてください。

たとえば、こんなことを振り返ってみましょう。

  • 子どもの頃、夢中になったことは?
  • 最近ときめいたモノや風景は?
  • 誰かに嫉妬した時、それはどんな部分だった?
  • 時間を忘れて取り組んだことは?

それらの共通点を見つけていくと、
「私はこういう時にワクワクするんだな」「これが私の価値観かも」
そんな気づきがぽろっと出てくることがあります。

“自分らしさ”はつくるものじゃなく、思い出すもの

「らしさ」って、何かを頑張って身につけるものではなくて、
もともと持っていたものを少しずつ思い出していく作業なんだと思います。

そして、それに気づいた時、人と比べる必要がなくなるんです。
外の評価ではなく、自分の感覚で選べるようになるから。

本音で生きることが、ブランドの土台になる

パーソナルブランディングというと、何かを“よく見せる”ことのように思われがちだけど、
実は「自分の本音を大事にすること」が一番の土台になります。

「私はこういう人間です」って、自然に言えるようになるために。
まずは、誰の目も気にしない、自分だけの棚卸しタイムを作ってみてください。

きっとその中に、
これからの人生のヒントが、そっと隠れています。

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